食物アレルギー
食物を摂取した際、身体が食物を異物として認識し、自分の身体を防御するために過敏な反応を起こすことです。食物アレルギーの症状を大きく分けると、次のように分類されます。
- 皮膚粘膜症状(じんましんや目の充血など)
- 消化器症状(腹痛や吐き気を催す)
- 上気道症状(くしゃみが出るなど)
- 下気道症状(呼吸困難など)
- 呼吸器症状(くしゃみが出る、息苦しくなる)
- 全身性反応(アナフィラキシー)
食物アレルギーを起こす恐れのある食べ物
食物アレルギーによるトラブルを防止するため、消費者庁は、以下の食品の表示義務について規定しています。(平成26年12月現在)
特定原材料 7品目
えび、かに、卵、乳、小麦 症例数が多いもの | そば、落花生 症状が重篤であり、生命に関わるため特に留意が必要なもの |
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特定原材料に準ずるもの 20品目 (可能な限り表示することが推奨された20品目)
あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン
※当サイトで使用しているピクトグラムでは、貝類・魚類(下記)をそれぞれの分類にまとめた計17品目を選定しています。貝類(あわび、いか)、魚類(さけ、いくら、さば)
出典 :国土交通省総合制作局
多様な食文化・食習慣を有する外国人客への対応マニュアル